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HISTORY of DIAMOND

永遠の輝きを放つダイヤモンドが地球上に誕生したのは、恐竜の出現よりさらに30億年ほどさかのぼる太古の時代。地底奥深くの岩石に含まれる炭素が数千度の高温と高圧によって偶然にも結晶化したものです。万物のなかで最も硬い宝石は、そんな過酷な環境で生まれ、ある時火山の爆発によって地表近くに運ばれたのです。

産地として最も古いインドでは、紀元前800年頃から数世紀に渡って採掘されていました。しかし原石のままのダイヤモンドには輝きがなく、とてつもなく硬い以外は特徴のないありふれた石。インドから古代ギリシャへ渡ったのも紀元前の話です。語源である「amadas(征服されざるもの)」が広まったのもちょうどその頃。当初は病や災いから身を守る護符や魔除けとして使われていたダイヤモンドが真価を発揮したのは、15世紀になってからのことでした。研磨方法が試行錯誤され、本来の輝きを放つさまざまなカット方法が開発されます。そして17世紀末にブリリアントカットが開発され、その価値は一気に高められました。

聖夜の空にキラキラ輝く星のように、美しくきらめくダイヤモンドは、一年をしめくくる季節に大切な人から贈ってもらいたい特別な石。自分自身へのご褒美としても、きっと一生の宝物となってくれるに違いありません。

QUALITY of DIAMOND

ダイヤモンドの品質と価値は、4Cといわれる4つの基準によって判定されます。4Cとは、仕上げのCut、重量を示すCarat、色味を表わすColor、透明度を示すClarity。ちなみに4Cの生みの親はアメリカのGIA(米国宝石学会)です。

Cut ◆ カット Cut ◆ カット

原石では半透明で曇っているダイヤモンドも、効果的なカットを施されると、美しい虹色の光を放ちはじめます。ダイヤモンドが宝石としての真価を発揮するために必要な、カッティングの代表的な種類をご紹介します。

ラウンドブリリアントカット

ラウンドブリリアントカット

ラウンドカットのダイヤモンドに58面体のファセットをカッティング。ダイヤモンドの輝きを一番引き出してくれるカットが58面体のカッティングと言われています。

ラウンドブリリアントカット

ローズカット

ローズカット

小さな同型の面が強い光の効果をもたらすファセットカットのひとつ。アンティークジュエリーなどによく用いられていた優美なカットスタイルです。

ローズカット

バケットカット

バケットカット

細長く台形状にカットする手法。 瑞々しく透き通る、シンプルなフォルムが魅力。

バケットカット

プリンセスカット

プリンセスカット

スクエア状のブリリアントカット。 反射光が繊細にきらめく気品漂うデザイン。

プリンセスカット

トリリアントカット

トリリアントカット

トライアングル状のカッティング。 石のきらめきを美しく引き出すスタイル。

トリリアントカット

ペアシェイプ

ペアシェイプ

洋梨型のブリリアントカット。 涙のしずくのような形で、揺れるデザイン向き。

ペアシェイプ

マーキースシェイプ

マーキースシェイプ

両角が細く尖ったアーモンド型カット。 優雅でクラシカルなシルエット。

マーキースシェイプ

ハートシェイプ

ハートシェイプ

愛らしいハート型。 カットできる原石が少なく、希少価値の高いカット手法。

ハートシェイプ

Carat ◆ カラット Carat ◆ カラット

ダイヤモンドの重さを表わすCarat(カラット)の語源は、実はイナゴ豆(カラブ)という黒く小さな豆。地中海沿岸で穫れるこの豆は一粒の重さがどれも約0.2グラムと均一で、古代から金細工師が天秤の分銅として使っていたとか。1カラット=0.2グラムという単位には、そんな意外な理由があったのです。 カラットはダイヤモンドの大きさを示すと認識されがちですが、この由来を知っていればもう間違えることはなくなりそうですね。

Color ◆ カラー Color ◆ カラー

純粋な炭素の塊である透明なダイヤモンドも、不純物として窒素を含むと黄色味を帯びます。Color(カラー)はその黄色味の度合いをランクづけしたもの。無色透明の石ほど価値が高いとされています。 ただし、無色と思われがちなダイヤモンドにも、黄色、褐色、緑、ブルー、ピンク、赤など多彩な色味を帯びたファンシーカラーダイヤモンドと呼ばれるものがあります。なかでもピンクやブルーは透明の石より高価になることもあり人気。

Clarity ◆ クラリティ Clarity ◆ クラリティ

Clarity(クラリティ)とはダイヤモンドの透明度を表わす指標。 無色透明なダイヤモンドも、天然の石にはインクルージョン(内包物)やキズなどを含んでいます。インクルージョンやキズの大きさ、位置、数、明るさ、性質、色、どの面から見えるかなどを専門家が総合的に判断してクラリティの評価が行われ、等級が決まります。 一見、同じように見えるダイヤモンドも、一粒一粒に個性があり、ひとつとして同じものは存在しないのです。

columm 1 ダイヤモンドの輝きを引き出す58面体カット columm 1
ファイアを引き出す88面体カットの力

17世紀中頃に考案されたと伝わるブリリアントカットは、最も美しく宝石が輝く形とされていました。当初17面体だったファセット(カットされた面)は、33面体、58面体と進化を遂げ、現在では88面体のカットなどもありますが、光の波長とダイアモンドの屈折率が計算された58面体のカットは、ダイヤモンドの輝きを一番引き出してくれるカッティングと言われています。

columm 2 永遠の愛を誓う固い絆の象徴 columm 2
永遠の愛を誓う固い絆の象徴

いまでこそエンゲージリングの定番となったダイヤモンドですが、実は使われるようになったのは15世紀半ばのこと。その歴史は古代ローマ時代にはじまり、当初は、男性は金、女性はカメオのリングを贈る習慣があったとか。ダイヤモンドの希少さ、何ものにも屈することがない硬さから、永遠の愛を誓うにふさわしい宝石とされ、婚約の証となったといわれています。

famous DIAMOND in the WORLD

いつの時代も人々をとりこにするダイヤモンドは、その美しい輝きや目を見張るような大きさから、さまざまな伝説とともに歴史に名を残してきました。世界各地で語り継がれる有名なダイヤモンドの3つの物語をご紹介します。

in AMERICA

魅惑のブルーダイヤモンド

ホープ

魅惑のブルーダイヤモンド ホープ

-持ち主という持ち主の運命を変えてしまった美しいブルーダイヤモンド-

伝説は17世紀のインドで、ある宝石商が美しいサファイアブルーのダイヤモンドに魅せられたことにはじまります。その後ルイ16世の手に渡り、王妃マリーアントワネットはフランス革命で断頭台の露と消えてしまいました。多くの所有者のもとを転々とし、名前の由来となるホープ家の手へ。持ち主の運命を惑わせた魔性の石の安住の地となったのはアメリカ。現在はスミソニアン博物館に展示され、その濃く鮮やかな紺碧の輝きで人々を魅了し続けています。

ホープ
in FRANCE

フランスの王冠を飾った

リージェント

フランスの王冠を飾った リージェント

-摂政ナポレオンの栄光とともにあったフランス王家の至宝-

インドで発見された400カラットを超える大粒のダイヤモンドを、18世紀のフランス国王ルイ15世の摂政(リージェント)オルレアン公が購入し、その名の由来に。フランス王家の至宝となったリージェントは、次の摂政ナポレオンが革命戦争の資金の担保として活用。革命軍に勝利と栄光をもたらしました。国王の王冠や王妃のベルベット帽、ナポレオンの帝剣を華やかに飾ったリージェントは、現在、フランスのルーブル美術館に収蔵されています。

リージェント
in AFRICA

英国王室の王笏に輝く

アフリカの星

英国王室の王笏に輝く アフリカの星

-20世紀初頭にアフリカで発見された世界最大のダイヤモンド-

20世紀初頭、南アフリカで発掘された世界最大のダイヤモンドの原石。その大きさは約3100カラット。鉱山の発見者の名にちなんで「カリナン」と名づけられた石は、英国王室に献上され、9つの大きな石と96個の小さな石にカットされました。あまりにも巨大な石のため、カットを依頼されたアムステルダムのアッシャー兄弟はカットに数カ月を要したとか。王笏(しゃく)にはめ込まれた世界一大きな第一カリナンは約530カラットのペアシェイプで、特別に「アフリカの星」という別称が与えられています。

アフリカの星

columm 3 ダイヤモンドのシャツを身にまとった恋人 columm 3
ダイヤモンドのシャツを身にまとった恋人

数々の映画や小説で象徴的なモチーフとして描かれるダイヤモンドは、ジェームス・バリーの名作『ピーター・パン』にも登場します。宝石が大好きな妖精のひとりが恋した相手、クリスマスひなぎく公爵が着ていたのが虹色に輝くダイヤモンドのシャツ。誰も愛せないという病に冒された公爵の心を、ダイヤのようにピュアな妖精のハートが射とめたのです。

columm 4 直径4000kmのダイヤモンドの星!? columm 4
直径4000kmのダイヤモンドの星!?

2004年、アメリカのハーバード・スミソニアン天体物理学センターの研究者が、ダイヤモンドの塊でできた星を発見したというニュースが流れました。それは地球から約50光年ほど離れたケンタウルス座にある、直径約4000kmの星。宇宙空間に浮かぶ、月ほどの大きなダイヤモンドの結晶に思いを馳せながら、ロマンティックな気分で星空を眺めてみては。

星座石

さまざまなエネルギーを秘めた宝石には、数千年の歴史を持つ占星術の考えをもとにした星座石があります。ヨーロッパでは、誕生石よりもポピュラー。フィーリングに合う石を身につけて、星のパワーを味方にしてみませんか。

星座石 リスト

※ 歴史、伝承については諸説ありますが、本ページでは代表的なものに基づいて構成しております。無断転載、複写(コピー)は禁止いたします。

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